『中指立てをするピンクの半魚人』 原風景編 其の壱

〜中指立てをするピンクの半魚人〜

【1989年】
ある日
突然 壁が木質化
音もなく消滅
屋内で造山運動
アメリカ・インディアンの
毛髪出現
脱色した門番も出現

無限の蒼き穹隆
石膏像の頭部より
架空への橋
半魚人が陽気に挑発

何が始まろうとも
けっして驚いてはならない
もう来てしまったのだから

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